💊 薬と人のあいだ 27|メガドンキの隣のドラッグストア。なぜ両方に行く?

メガドンキとドラッグストアの間で、どちらを利用するか考える白いキャラクター

メガドンキの隣に、ドラッグストア

よく行くMEGAドン・キホーテの隣に、ドラッグストアがあります。

ある日、ふと思いました。

「こんなに近くて、どうやって競争しているんだろう?」

メガドンキには、食品もある。
日用品もある。
化粧品もある。

ドラッグストアにも、食品がある。
日用品もかなり揃っている。
化粧品もある。
そして、もちろん薬もある。

売っているものは、結構重なっています。

以前、「ドラッグストアは何でもあり?」という記事を書きました。

今回は、品揃えではなく、なぜ似た商品を扱う二つの店を、私たちは使い分けているのかを考えてみます。


「安い店」だけを選んでいるわけではなかった

最初は、値段が大きな勝負になるのだろうと思いました。

でも、自分の買い物を観察してみると、私はちゃんと両方を利用しています。

ドラッグストアでは、探しているものが比較的すぐ見つかる。

「今日は洗剤と日焼け止め」

そんな目的買いなら、広い店内を歩き回らずに済みます。

レジが空いていれば、買い物も早い。

そして薬なら、薬剤師や登録販売者に相談できる場合があります。

時間をかけずに、必要なものを買いたい。

そんな日には、ドラッグストアが便利です。


メガドンキでは「何かないかな?」

一方、メガドンキに入るときは、少し気分が違います。

もちろん必要なものを買うこともあります。

でも、

「何か面白いもの、ないかな?」

と店内を見て回ることもあります。

たくさんの商品が並び、思いがけないものを見つけることもある。

私が利用する店舗では家族連れも見かけます。

買うものを決めて短時間で済ませるというより、店内を見て回ること自体を楽しんでいる人もいるように見えます。

必要なものを早く買いたい日。

いろいろ見ながら買い物を楽しみたい日。

同じ人でも、その日の目的は違います。


海外ではどうなんだろう?

ここで気になりました。

海外でも、似た商品を扱う大型店とドラッグストアは共存しているのでしょうか。

アメリカにはCVSやWalgreensなどのドラッグストアがあります。

医薬品だけでなく、飲料、お菓子、日用品なども扱っています。

一方、WalmartやTargetのような大型店でも食品や日用品を扱い、薬局を併設している店舗もあります。

つまり、アメリカでも機能が重なる部分があります。

処方薬を受け取る。
そのついでに日用品を買う。

そんな利便性も、ドラッグストアを選ぶ理由の一つになります。


フランスでは、少し違う

フランスでは事情が変わります。

フランスでは医薬品の販売と薬局・薬剤師の結びつきが強く、日本のドラッグストアと同じ感覚で「pharmacie」を考えると少し違います。

日本では、薬を買いに入った店で、お菓子や飲み物、洗剤、化粧品まで一緒に買えることがあります。

海外と比べてみると、普段は当たり前に利用している日本のドラッグストアが、少し不思議な存在に見えてきます。


店が棲み分けるのか、人が使い分けるのか

メガドンキの隣のドラッグストアを見て、

「どうやって競争しているんだろう?」

と思ったところから始まりました。

でも、自分自身の行動を見てみると、少し違う答えが見えてきました。

急いでいるから、ドラッグストア。

薬について相談したいから、ドラッグストア。

今日はゆっくり見て回りたいから、メガドンキ。

何か面白いものを見つけたいから、メガドンキ。

もちろん、これは私自身の使い方です。

実際の店舗の経営戦略や売上を調べたわけではありません。

それでも、同じような商品を売っている店が隣り合っていても、人が店に求めるものまで同じとは限らないことに気づきました。

値段。
時間。
探しやすさ。
相談できること。
そして、買い物そのものを楽しむこと。

私たちは、思っている以上にいろいろな理由で店を選んでいるのかもしれません。


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