🍵 美と味|鞍馬・くら満荘の牛若膳。「薄味だけど、薄くない」

訪問日:2026年8月19日(水曜日)晴れ

この日は、貴船から鞍馬へ。

鞍馬寺を巡り、そのまま山を越えて、再び貴船へ戻りました。

そして夕方。

貴船口駅まで戻ってきた私は、なぜか帰る方向とは反対の電車に乗ります。

向かったのは、

また、鞍馬。

理由は単純です。

帰りの叡山電車で、座りたかったから。

この日の貴船・鞍馬の旅はこちら。

→【途中下車の旅|鞍馬から貴船へ。予定になかった山越え


座るために戻ってきた鞍馬

鞍馬駅は終点であり、出町柳方面へ向かう電車の始発駅でもあります。

貴船口駅から一駅だけ反対方向へ進み、鞍馬から乗れば、座れる可能性があります。

この日は1日乗車券「えぇきっぷ」も持っています。

25,000歩近く歩き、しかも山越え。

ここは、

座りたい。

ただ、それだけです。

鞍馬駅に到着。

いったん電車を降ります。

さて。

次の電車で帰りましょう。

……と思ったのですが。


せっかく鞍馬まで戻ってきたので

夕方です。

お腹も空いています。

せっかく鞍馬まで戻ってきたのだから、何か食べて帰ろうかな。

駅の近くでお店を探します。

一軒目。

終了していました。

あら。

昼の貴船でも心配していた、

食事難民。

またですか?

もう一軒、行ってみます。


閉店間際の「くら満荘」へ

次に訪れたのが、

くら満荘。

こちらも、そろそろ営業を終える時間のようでした。

食事ができるか尋ねてみると、

入れていただけることになりました。

よかった。

朝から歩き続け、

鞍馬山まで越えています。

冷房の効いた店内。

座れます。

もう、この時点でかなり幸せです。


鞍馬の料理旅館・食事処くら満荘の外観、入口、店内と牛若膳のメニューをまとめたコラージュ

鞍馬駅まで戻り、偶然入った料理旅館・食事処くら満荘。
外観からは少し入りにくく感じましたが、中には食事処がありました。
メニューを見て「牛若膳」を注文します。

牛若膳を注文

注文したのは、

牛若膳 2,640円。

そして、

生ビール。

川床もいいけれど、

冷房の効いた店内で、

ゆっくり生ビール。

幸せ。

料理が運ばれてきました。

小さな器がいくつも並びます。

お刺身、煮物、ご飯、お漬物。

そして、おすまし。

いただきます。


薄味だけど、薄くない

一口食べて、

あ。

これは、おいしい。

味付けは濃くありません。

むしろ薄味です。

でも、

薄味だけど、薄くない。

出汁の味がしっかりしています。

素材の味も分かる。

ただ調味料を控えただけの「薄い味」とは違います。

私は、こういう味が好きです。


おすまし

特に印象に残ったのが、

おすましでした。

派手な料理ではありません。

でも、

こういうものほど難しいのではないでしょうか。

一口。

……。

これは、ごまかせない。

さすがです。

料理は、

ガチ。

大当たり。

どストライク。

朝から歩き回った最後に、

こんな食事に出会えるとは思っていませんでした。


2,640円

牛若膳は2,640円。

安い食事ではありません。

でも、

食べ終わったときに思ったのは、

おいしいものを食べたかったら、これくらいは出して正解。

この料理なら、

私は払います。

また働きます😊

ちなみに、この日の昼。

貴船では、川床を利用するための追加料金550円を払いませんでした。

そして夕方には、

2,640円の牛若膳を食べています。

金額だけを見れば、

ずいぶん違います。

でも私の場合、

安いか高いかだけではないようです。

自分がそこに価値を感じるか。

550円を使わないこともある。

2,640円を気持ちよく払うこともある。

旅のお金の使い方も、

人それぞれです。


あ、ここは宿なんだ

食事を終え、そろそろ帰ろうとしていたころ。

年配のご夫婦がやってきました。

でも、食事処の入口ではなく、正面にある別の入口へ入っていきます。

あれ?

あっちは何だろう?

すると、

「おかえりなさい」

と、お店の方が迎える声が聞こえてきました。

あ。

ここは宿なんだ。

食事をしに入った私は、そのとき初めて気がつきました。

ちょうど宿泊のお客さんを迎える時間だったのでしょう。

私も会計をお願いしましたが、お店の方は忙しそうで、少し待つことになりました。

でも、

おいしい料理をいただいて、すっかり満足しています。

しかも私は、営業を終えるころにやってきた食事だけの客。

忙しい時間に対応していただいたのだから、

ゆっくり待ちましょう。

そんな気持ちで、会計を待ちました。

牛若膳と生ビールで、

3,245円。

ごちそうさまでした。


食事は何時まで?

お店の方に、食事について少し伺いました。

私が訪れたときには、

食事は「5時くらいまで」とのことでした。

ただ、こちらは宿泊もできるお店。

宿泊のお客さんの状況などによっては、食事だけのお客さんを多く受けられないこともあるそうです。

私は閉店間際に偶然入れていただけましたが、

いつでも同じように食事ができるとは限りません。

利用したい場合は、事前に確認したほうがよさそうです。


くら満荘の牛若膳と生ビール、刺身や野菜料理、お吸い物、帰りに鞍馬駅から乗ったラッピング電車をまとめたコラージュ

注文した牛若膳と生ビール。
刺身、野菜料理、お吸い物などをゆっくりいただきました。
食事を終えたあとは鞍馬駅へ戻り、ラッピングされた叡山電車で今度こそ帰路につきます。


今度こそ、帰ります

鞍馬駅へ戻ります。

今度こそ、

出町柳方面へ。

電車に乗ると、

少し懐かしい感じの車内。

また古い車両かな?

そんなことを思いながら、

出町柳まで乗りました。

そして到着。

電車を降りて、初めて外側を見ます。

あれ?

ラッピングされてる。

中に乗っていると、

自分が乗っている電車の外側は見えません。

当たり前なのですが、

最後にちょっと得したような気分になりました。

何のラッピングだったのかは、

確認できませんでした。


京都駅ではなく、山科へ

出町柳から京阪電車に乗ります。

三条で下車。

三条京阪駅から、京都市営地下鉄東西線へ。

ここから京都駅へ向かうのではなく、

山科駅へ向かいます。

また少し、

普通とは違う方向へ。

理由は――

またしても、

座りたい。

この日は25,000歩以上。

しかも鞍馬山を越えました。

翌日は、また仕事です。

帰りの体力も残しておきたい。

そこで今回は、山科駅からJRに乗ることにしました。

京都駅より一駅手前から新快速に乗れば、

座れる可能性が少しはあるかな?

もちろん、

座れる保証はありません。

山科駅に到着。

JRへ乗り換えます。

電車が来ました。

乗ります。

……。

座れました✨

本日最後のミッション、

成功。


旅の最後に

この日の歩数は、

25,121歩。

貴船口から歩き、

貴船へ。

鞍馬へ移動し、

鞍馬寺を巡り、

予定になかった山越え。

再び貴船へ戻り、

最後は座るために、また鞍馬へ。

そして、

そこで偶然出会った牛若膳。

予定していた店ではありません。

閉店間際に、

たまたま入れていただいたお店でした。

でも、

この日の最後に食べた料理は、

とても印象に残りました。

薄味だけど、薄くない。

京都の料理を食べると、

時々こんな味に出会います。

そして最後は、

山科から座って帰る。

予定どおりには進まなかった一日。

でも、

結果オーライ。

これもまた、

途中下車の旅です。


🍵YUMEVOJA料理レーダー

くら満荘(牛若膳) 2640円

甘さ:★☆☆☆☆
塩味:★★☆☆☆
出汁:★★★★★
油:☆☆☆☆☆
辛さ:☆☆☆☆☆
香り:★★★☆☆

ボリューム:普通

利用しやすさ:★★☆☆☆

【YUMEVOJA満足度】
★★★★★とても満足
※料理+空気+人を含めた個人的感想です


📍営業時間・定休日・混雑状況などの最新情報は、
Googleマップ・公式ホームページをご確認ください。
※情報は変更される場合があります。

📍 Googleマップはこちら👇
料理旅館 くら満荘

🌐公式ページはこちら👇
料理旅館 くら満荘


あとで分かったこと

この記事を書くためにホームページを確認して、もうひとつ分かりました。

正式には、

「料理旅館 くら満荘」

料理旅館だったんですね。

ホームページには、立派な料理の写真が並んでいました。

なるほど。

あの牛若膳がおいしかったのも、少し納得です。

そういえば、お店の前にはうなぎの旗も出ていました。

気にはなったのですが、

うなぎは高そう。

今回は牛若膳にしました。

ははは。

知らずに入って、

「料理は、ガチ。大当たり。」

と喜んでいた私。

あとから料理旅館だと知りました。


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