
宇治から京阪電車で出町柳へ。
豆大福を目指して、少しだけ急ぐ夕暮れの移動時間。
訪問日:2026.2.18(水)
まずは、この日の流れをマップで。
👉この日の午前の記事はこちら
▶︎🚉途中下車の旅|平等院鳳凰堂と宇治、祈りと記憶をたどる京都散策|京都 回復編①
宇治の平等院鳳凰堂と源氏物語ミュージアムの後、
京阪電車で出町柳へ向かう。
宇治で思ったより長居してしまった。
出町ふたばの豆大福は人気が高い。
時間的に、もう売り切れているかもしれない。
少し焦りながら、中書島で乗り換える。
また確認せず飛び乗った。
けれど「出町柳行き」の文字を見て、少し安心する。
父の幼少期の思い出のお菓子。
だからこそ、どうしても買いたかった。
電車を降り、少し早足で店へ向かう。
営業しているのが見えた瞬間、
「あ、間に合った。」
と思わず心の中で声が出た。
ただ、安心したのも束の間。
店の前には、思ったより長い列ができていた。
しかも、すでに何種類かは売り切れている。
まだ豆大福は残っている。
けれど、自分の順番まで持つだろうか。
前に並ぶ人たちが注文するたび、少しだけ緊張する。
(どうか、豆大福以外を頼んでください…。)
心の中で、静かに祈っていた。
万博の帰り、長いバス待ちの列を見ながら、
「本当に自分の番は来るのだろうか」
と不安になった時を、少し思い出す。
ようやく順番が来て、無事に購入できた時は、思った以上にほっとした。

売り切れを心配しながら並ぶ。
無事に豆大福を買えた時は、思った以上にほっとした。
派手ではないけれど、また食べたくなる京都の味。
店には観光客だけではなく、地元の方らしき人も次々と買いに来ていた。
長年愛されている店なのだろう。
豆大福は、甘さ控えめ。
どちらかというと、少し塩気を感じる味だ。
甘いものが苦手な人でも、食べやすいと思う。
父もこの豆大福が好きで、何度か一緒に食べた。
京都駅のデパートに期間限定で並ぶこともあり、京都駅へ行くと、今でもつい探してしまう。
派手さはない。
けれど、気づけばまた食べたくなるような、静かな味だった。
豆大福をすぐ食べたい気持ちはあった。
ただ、この日は寒く、外でゆっくり食べる気にはなれなかった。
夕食を求めて、また歩き始める。
ただ、いつものように横丁を気の向くまま歩き始めると、すぐに方向がわからなくなった。

東、西、南、北。
昔の旅人も、この道標を見ながら歩いたのだろうか。
私は結局、「たぶんこっち」で進んだ。
そんな時、道端で石の道標を見つけた。
「東」「西」「南」「北」
それぞれの方角と地名が刻まれている。
昔の旅人も、これを見ながら歩いたのだろうか。
ただ、土地勘のない私は、見てもさっぱりわからない。
結局、
「たぶん、こっち。」
で歩く。
旅というより、お遍路に近い。
正しい道を進んでいるのか不安でも、歩いていれば、いつかどこかへ着く。
そんな感覚を、少し思い出していた。
歩き続けた一日の最後にたどり着いたのは、三条名店街のとんかつ屋だった。
👉▶︎🍵美と味|京都三条・かつくらのとんかつ、歩いた一日の終わりに|京都 回復編④
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🧿 フランスへの扉
京都の町を歩いていると、古い石の道標を見かける。
「北」「西」「南」「東」
フランスにも、街角に古い標識や案内板が残っていることがある。
特にパリでは、青い通り名プレートが街の景色の一部になっている。
フランス語で標識は
panneau(パノー)
単なる案内ではなく、「この先に何があるのか」を静かに教えてくれる存在だ。
迷いながら歩く旅には、少し古い標識がよく似合う。
✈ フランス語も一緒に楽しみませんか?
文法や発音は、YouTubeチャンネル YUMEVOJA フランス語への扉 で解説しています。
さらに詳しい学習記録や再挑戦ストーリーは、このブログのカテゴリー 「フランス語 再挑戦」 へどうぞ。

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🧿アラビアへの扉
アラビア圏では、砂漠の旅で星や目印を頼りに移動していた時代があった。
アラビア語で道しるべは
دليل(ダリール / dalīl)
「案内」や「導くもの」という意味を持つ言葉だ。
知らない土地で道に迷う感覚は、昔も今も、国が違っても少し似ているのかもしれない。
“わからない”を、楽しいに変える。
それが「アラビアへの扉」
