
訪問日:2026.10.10(土)~11(日)晴れ
大阪城で見た、関ヶ原の屏風。
今度は、そこに立ちます。
「ドヤ!」を探して?
京都 → 米原 → 関ヶ原 → 大垣
朝ごはんは、現地で
旅では、食事も大きな楽しみです。
だから朝ごはんを食べずに出発して、現地で何か食べようとすることが多い。
そして、ときどき食事難民になります。
今回も、朝食抜きで出発しました。
目指すのは、関ヶ原。
行きは新幹線を使います。
新快速なら、座ってパソコン作業ができるかもしれません。
でも、在来線の大きな遅延には、これまで何度も遭っています。
今回は11時15分から、岐阜関ケ原古戦場記念館のシアターを予約済み。
行きは作業時間より、確実に早く着く方を選びました。
新幹線なのに、ぶらりと行けない?
私は新幹線が好きで、よく利用します。
本数が多いので、直前にネットで指定席を取り、ICOCAで改札へ。
ところが今回は、米原で降ります。
米原に停車する新幹線は、いつもの感覚ほど多くありません。
こだまを中心に、米原に停車するひかりもありますが、時間を確認しておいた方がよさそうです。
「次の新幹線で行けばいい」
いつもの感覚で、ぶらり。
とは、いきませんでした。
米原から在来線へ乗り換えます。
すると車内で、
ガチャン。
ガチャン。
何?
周りの人が、座席の背もたれを反対側へ動かしています。
進行方向に合わせて、自分で変えるらしい。
どちらが前なのか分からない私は、周りを見て、
ガチャン。
ひとつ覚えました。
9時07分、関ヶ原駅に到着です。
関ヶ原駅で、いきなり小さくつまずく

関ヶ原までの切符を買っていなかったので、まずは精算。
列に並びます。
最初から関ヶ原まで買っておけばよかった。
駅のトイレにも寄りましたが、私が見たところ和式でした。
駅の外へ出ると、お土産店にきれいな洋式トイレがあったので、こちらを利用。

しばらくすると団体バスが到着し、トイレには列ができていました。
早めに入っておいてよかった。
そして、お土産店で妙なものを発見。
徳川家康のお薬手帳カバー。
440円。
面白い。
武将の家紋が付いたコインロッカーに荷物を預けて、出発します。
朝ごはんが、ない
さて。
朝ごはん。
関ヶ原駅周辺で探してみますが、すぐに入れそうな店を見つけられません。
岐阜関ケ原古戦場記念館まで行けば何かあるだろうと思いましたが、カフェは利用できても、食事は11時から。
シアターは11時15分。
それでは遅い。
スマホで、今開いている店を探しました。
見つけたのは、古戦場記念館前の建物の1階にある、小さな喫茶店。

📍 Googleマップ 喫茶 ふうせん
年配の方が営業されていました。
向かいでは大型バスが忙しく行き交っています。
一方、店の中では、地元の年配の方たちがゆっくり過ごしている。
観光地のすぐ前なのに、ここだけ時間の流れが違うようでした。
450円のモーニング。
ようやく、朝ごはんです。
ほっとして、私もゆっくり。
……ゆっくりしすぎました。
シアターの時間が迫っています。
良い場所を取るぞ
岐阜関ケ原古戦場記念館へ急ぎます。

予約している人から先に案内されました。
よし。
良い席を取るぞ。
……あれ?
席がない。
最初は立ったまま、のぞき込むように映像を見ます。
せっかく早く入ったので、正面を確保。
横や後ろから見ることにならず、これは正解。
と思ったのですが。
最初の映像が終わると、今度は奥のシアターへ移動します。
正面にいた私は、逆にほぼ最後。
何とも複雑な気分です。
シアターの座席は振動します。
振動が苦手な人のために、最前列には振動しない席も用意されていました。
私はもちろん、振動する方へ。
ほぼ最後に入ったので、端の席です。
始まると、
椅子が揺れる。
風が吹く。
映像を見るだけではありませんでした。
これは、入ってよかった。
シアターは別料金ではありませんが、1回に入れる人数が決まっています。
団体客も多かったので、希望する時間があるなら事前に確認しておく方がよさそうです。
また、私が見た範囲では映像は日本語が中心で、英語字幕は少なく感じました。
海外から来た人には、少し分かりにくいかもしれません。
古戦場で「ドヤ!」を探す
記念館を見たあとは、実際の古戦場へ。

徳川家康最後陣跡。
笹尾山の石田三成陣跡。
短いコースを歩きます。
「ここが陣跡です」
そう言われても。
うーん。
なかなか実感が湧きません。
大きな城が残っているわけでもない。
派手な遺構が目の前に現れるわけでもない。
私はここでも、
「何かないの?」
と、分かりやすい「ドヤ!」を探していたのかもしれません。
周囲には、トレッキングポールを持ち、しっかり装備して歩く人たちもいました。
もっと長いコースを歩けば、また違って見えるのかもしれません。
私は短いコースだったこともあり、思っていたより早く見終わりました。
「三成めし」って何?
歩いていると、何度か目に入る言葉がありました。
「三成めし」
何だろう?
特定の料理?
よく分からないまま歩いていると、
甲冑姿の人を発見。
何かと思えば、展示と食事ができる場所への呼び込みでした。
ちょうど昼ごはんを探しています。
喜んで誘導に乗ります。
そこで食べたのが、大名丼。
そして、この店にも「三成めし」がありました。
パンケーキです。
でも、今は昼ごはん。
ほかにも三成めしはあるだろう。
そう思って、パンケーキは見送りました。
……結局、食べられませんでした。
「三成めし」は一つの料理ではなく、石田三成をテーマにした認定メニュー。
詳しく知りたい方は、こちらへ。
【外部リンク:三成めし|彦根観光ガイド】
大名丼は別の記事にまとめます。
【内部リンク:🍵美と味|甲冑姿について行く。関ヶ原「兵糧」の大名丼】
予定より早い。大垣へ行こう
関ヶ原を見終わっても、まだ時間があります。
この日の宿は、大垣。
それなら、翌日に予定していた大垣観光を前倒ししてみよう。
電車に乗ります。
実は私。
今回の旅を計画するまで、
「大垣」
という地名すら知りませんでした。
そんな町へ、予定より早く向かいます。
知らなかった町を歩く
大垣城。

大垣観光協会公式サイト:水都旅(すいとりっぷ)|大垣城
大垣市公式サイト:大垣城
郷土館。

大垣市公式サイト:郷土館
そして最後に向かったのが、奥の細道むすびの地記念館です。

大垣観光協会公式サイト:水都旅(すいとりっぷ)|奥の細道むすびの地記念館
到着したときには、閉館まで約30分。
入口で聞きました。
「30分でも見られますか?」
大丈夫とのこと。
それなら入ります。
すべてをゆっくり読む時間はありません。
それでも3D眼鏡をかけて見るミニシアターへ。
これが、なかなか面白い。
松尾芭蕉。
『奥の細道』。
もちろん知っています。
でも、その旅の結びの地が大垣だとは知りませんでした。
展示を見ながら、大垣と芭蕉を支えた人たちとのつながりを知っていきます。
名前だけ知っていた芭蕉が、少し立体的になりました。
もう少し時間が欲しかった。
削って、削って、残す
そして、芭蕉の世界を見ながら思いました。
日本の「引き算」の美学。
今は、情報があふれています。
写真。
動画。
説明。
「どうだ」と、いくらでも足すことができる。
それに対して、俳句は十七音。
自分と向き合いながら、削って、削って、表現する。
すごい世界です。
……なかなか真似はできません。
私は今日一日、関ヶ原で「ドヤ!」を探していたくらいですから。
もう、時計を見なくていい
17時。
この日に入りたかった施設は、すべて終了しました。
ここからは、閉館時間を気にしなくてもいい。
奥の細道むすびの地記念館から、大垣駅へ向かって歩きます。
パンフレットに載っていた散策ルートを、逆向きに。
川沿いを歩きます。
八幡神社にも立ち寄りました。

朝からずっと、電車の時間、シアターの時間、閉館時間。
時計を気にしていました。
ようやく、ただ歩けばいい。
夕暮れの大垣を、ゆっくり駅へ戻ります。
道から少し外れた明かり
夕食を探します。
できれば観光色の強い店より、地元の店に入りたい。
大垣駅へ向かう道から、少し外れたところに明かりが見えました。
「せいろ蒸し」
……外れる気がしない。
せいろ蒸しなら、素材で勝負する料理です。
小さなお店。
以前、鞍馬で入った料理旅館を思い出しました。
あのときも、料理がおいしかった。
期待して入ります。
当たり。
気づけば、あれもこれも追加注文。
この店については、別の記事でゆっくり。
【内部リンク:🍵 美と味|飛騨牛から鶏雑炊まで。大垣「せいろむし中店」の夜】
24,034歩。今日はここまで
この日の宿は、アパホテル〈大垣駅前〉。
最後はお風呂へ。
この日の歩数、
24,034歩。
関ヶ原へ行くつもりで始まった一日。
古戦場で「ドヤ!」を探し、
名前も知らなかった大垣へ行き、
最後は芭蕉の「引き算」に出会いました。
予定どおりだったところ。
知らずにこけたところ。
予定が変わったから見つけたもの。
全部まとめて、今日の旅です。
そして翌朝。
ホテルの朝食はブッフェスタイル。
昨日は朝ごはんを探して歩いたのに、
今日は朝から、
フードファイター炸裂。
窓の外には、駅へ向かう人たちが見えます。
あちらは働いている。
そして今日、私は遊んでいる。
次は、墨俣へ向かいます。
【内部リンク:途中下車の旅②|墨俣から岐阜へ】(準備中)
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