訪問日:2026年8月19日(水曜日)晴れ
前回は、貴船口駅から歩いて貴船へ。
途中で昼ご飯を食べ、貴船神社へ向かいました。
しかし――
人が多い。
待てば参拝できそうでしたが、このあと鞍馬にも行きたい。
今回は参拝を見送り、貴船口駅まで戻ることにしました。
叡山電車に乗り、一駅。
鞍馬駅へ。
今回は、ここから続きます。
→【前編|夏の貴船へ。貴船口から歩いてみた】
今回のマイマップ
この日の移動を、すべて一枚の地図にまとめています。
貴船へ行き、
鞍馬へ行き、
山を越えて、
また貴船へ。
そして最後は――
なぜか、また鞍馬。
地図だけでは少し分かりにくいので、一日の動きを工程表にもまとめました。
同じ駅が何度か登場します。間違いではありません。
| 順番 | 場所・移動 | この日の動き |
|---|---|---|
| 1 | 京橋駅 | JRから京阪電車へ乗り換え |
| 2 | 出町柳駅 | 京阪電車から叡山電車へ |
| 3 | 貴船口駅 | 下車。バスに乗らず徒歩で貴船へ |
| 4 | 藤や | 早めの昼食 |
| 5 | 貴船神社 本宮 | 混雑のため途中で断念 |
| 6 | 貴船口駅 | 叡山電車で鞍馬へ |
| 7 | 鞍馬駅 | 鞍馬寺へ |
| 8 | 鞍馬寺 | ケーブル・転法輪堂・本殿金堂・霊宝殿 |
| 9 | 奥の院参道 | 鞍馬山を歩いて越える |
| 10 | 貴船 | 西門から再び貴船へ |
| 11 | 結社・奥宮 | さらに貴船の奥へ |
| 12 | 貴船神社 本宮 | 再挑戦するも、また混雑 |
| 13 | 貴船口駅 | バスで戻る |
| 14 | 鞍馬駅 | なぜか逆方向へ一駅戻る |
| 15 | くら満荘 | 牛若膳+生ビール |
| 16 | 鞍馬駅 | 今度こそ帰路へ |
| 17 | 出町柳駅 | 京阪電車へ |
| 18 | 三条・三条京阪 | 地下鉄東西線へ乗り換え |
| 19 | 山科駅 | JR新快速へ。座れました✨ |
では、鞍馬駅から再開します。
鞍馬駅に着くと、思い出した
鞍馬駅に到着。

叡山電車で鞍馬駅に到着。
駅の中にも外にも天狗の姿があり、ここから鞍馬山へ向かいます。
駅を見た瞬間、
あ。ここ、覚えてる。
以前、父と来たことがあります。
ずいぶん前のことです。
普段、その日のことを思い出すことはほとんどありません。
でも、実際に同じ場所へ来ると、
「ああ、ここだった」
と少しずつ記憶が戻ってきます。
不思議なものです。
では、鞍馬寺へ向かいます。
今日はケーブルを使います
鞍馬寺へ。
🌐公式ページ 鞍馬寺

鞍馬寺の仁王門から境内へ。
石段を上り、途中からケーブルカーを利用しました。
歩いて上る道もありますが、今回は200円のケーブルカーを選びます。
山です。
歩いて上ることもできますが、今回はケーブルを利用しました。
200円。
運行は20分間隔でした。
最初は利用する人が少ないのかなと思っていましたが、発車時間が近づくと人が増えてきました。
私は今日、すでに貴船口からかなり歩いています。
ここは無理をしません。
使えるものは使います。
このあと山を越えることになるとは、まだ知りません。

ケーブルカーを降りても、本殿まではまだ歩きます。
朱色の灯籠が並ぶ参道を、緑の中へ進んでいきます。
また、記憶が戻ってきた
上へ進んでいくと、
見覚えのある場所がありました。
無料の休憩場所。

途中で見つけた無料休憩所「洗心亭」でひと休み。
売店もあり、まだ先の長い鞍馬山歩きの途中で休憩できます。
ここも覚えています。
以前、父と来たとき。
父は途中で疲れて、休憩所で待っていました。
私は一人で本殿のほうへ。
そうだった。
ここだった。
ちょっと休憩
冷房が効いています。
ありがたい。
持っていたソルティライチを飲み切りました。
そして、手作りのラスクを購入。
3袋で1,140円。
今回は早めにお土産を買っておきます。
以前、大原へ行ったとき、
「帰りに買えばいい」
と思っていたら、お店が閉まっていました。
学習しました。
今日はパソコンも家に置いてきたので、リュックにも余裕があります。
ラスクを入れて、
また歩きます。
今回も私は一人で先へ進みます。
歩いていると、
忘れていた記憶が、ぽつぽつ出てきます。
転法輪堂へ
転法輪堂に入りました。
靴を脱いで、中へ。
入った正面に、
大きな阿弥陀如来像。
……。
見られている。
なんだか、
こちらをじっと見ているように感じます。
少し怖い。
いや。
何も悪いことしてませんよ。
誰に言い訳しているのでしょう。
お賽銭を追加して、
少し横へ移動しました。
3メートルくらいでしょうか。
そこから、もう一度お顔を見る。
あれ?
さっきと違う。
正面から見たときには、少し厳しく感じたお顔が、
横から見ると、
とても優しい。
私には、どこか女性的にさえ見えました。
同じ仏像です。
ほんの少し見る位置が変わっただけ。
でも、印象がまるで違う。
面白い。
しばらく見ていました。
入る人は、あまり多くない
私がいたとき、
転法輪堂の中へ入る人は、いませんでした。
外を通っていく人はいる。
でも、中へは入らない。
靴を脱ぐからかな?
理由は分かりません。
でも私は、
入ってよかった。
今回の鞍馬で、
特に印象に残った場所になりました。
本殿金堂へ
さらに歩いて、本殿金堂へ。

鞍馬寺の本殿金堂に到着。
ここで終わるつもりでしたが、奥には「奥の院参道」の入口が。
予定になかった山越えが、ここから始まります。
本殿の前には、広い空間があります。
その石畳には、星のような形が刻まれた場所があります。
いわゆる「パワースポット」として紹介されることもある場所です。
その中心に立ってみます。
……。
何も感じません。
実は、前回父と来たときにも立ちました。
そのときも、
何も感じませんでした。
今回は何か違うかも?
……。
やっぱり、何も感じません。
残念。
こういうものを感じる人もいるのでしょう。
私はどうも、
受信できないようです。
それでも、山の上まできて、本殿の前に立つと気持ちはいい。
パワーを感じるかどうかは別として、
ここまで来たこと自体に満足です。
参拝をして、
次へ進みます。
霊宝殿へ
さらに進み、霊宝殿へ。
鞍馬山の自然や寺宝などを見ることができます。
仏像も見ます。
こちらの仏様からは――
特にお言葉はありませんでした。
いや。
先ほども別に、お言葉をいただいたわけではありません。
私が勝手に、
「何も悪いことしてません」
と言っただけです。
ははは。
さて、どうする?
霊宝殿を見終えたころには、午後2時半ごろになっていました。
ここから、どうするか。
来た道を戻るか。
それとも、奥の院参道を通って、鞍馬山を越えて貴船へ向かうか。
霊宝殿の方に聞いてみました。
「ここから貴船まで歩くと、どれくらいかかりますか?」
40分くらい。
ただし、山道には街灯がないそうです。
「戻ってくるなら、もう進まないほうがいい」
と言われました。
なるほど。
暗くなってから山道を歩くのは避けたい。
でも、
戻ってくる予定はありません。
山を越えたら、そのまま貴船へ抜けます。
それを伝えて――
鞍馬から貴船へ。
予定にはなかった山越えを始めました。

霊宝殿を見学したあと、そのまま奥の院参道へ。
木の根が地面を覆う道も現れ、観光というより、だんだん山歩きになってきました。
今回は鞍馬からケーブルを利用して上がっています。
そこから鞍馬寺を巡り、奥の院参道を通って貴船へ。
「山越え」と書いていますが、今回は鞍馬駅からケーブルを利用して上がり、貴船へ向かいます。
そのため、ずっと山を登っていくルートではありません。
とはいえ、下るだけでもありません。
石段や木の根が続き、途中には上りもあります。
実際、歩き終わるころには結構疲れていました。
「基本は下りだから楽かな?」と思ったら、そうでもない。
では、行きます。
本当に山道でした
歩き始めます。

木の根、石段、また山道。案内を確認しながら奥の院へ進みます。
予定になかった山越えは、まだ続きます。
観光地の散策路というより、
ちゃんと山道です。
石段。
上り。
下り。
木の根。
高低差があります。
杖も置かれていました。
最初に見たときは、
「私は大丈夫かな」
と思っていました。
歩いてみると、
なるほど。杖がある理由が分かりました。
木の根道
木の根が地面を這うように広がっています。
鞍馬山らしい景色です。
写真を撮りながら進みます。
ただし、
足元は見ておいたほうがいい。
そして、この日は、
アブもいました。
私は長袖、長ズボン。
靴もしっかりしたものを履いていました。
結果的に、この格好でよかった。
もし雨だったら?
私は、この道は選ばないかな。
濡れた石段を上り下りするのは、ちょっと怖い。
これはあくまで、
実際に歩いた私の感想です。
まだ歩きます

奥の院魔王殿まで到着。
さらに山道を下り、西門へ。
ここを出ると貴船側です。
鞍馬から始まった山越えを、とうとう歩き切りました。
山の中を進みます。
最後はどんどん下って、
足も、だんだん疲れてきました。
そしてしばらくすると――
車の音が聞こえてきました。
あ。
下界が近い。
山道を抜け、
西門から外へ。
そこにあったのは、
貴船。
朝、川沿いを歩いてきた場所へ、
今度は鞍馬山を越えて戻ってきました。
こうつながっているのか。
実際に歩いてみて、
ようやく地図が自分の中でつながりました。
「いつか」ではなく
今回の山道。
主に下り、でも楽な道ではありませんでした。
石段もある。
高低差もある。
足元に気を使う場所もある。
年齢に関係なく、
その日の体調や天候によっても違うと思います。
だから、
「誰でも大丈夫」
とは言えません。
でも今回歩きながら、ひとつ思いました。
行ってみたい場所があるなら、
「いつか行こう」ではなく、しっかり歩けるうちに。
今の足が動いてくれることは、
当たり前ではない。
無理はしない。
使える交通手段は使う。
でも、
歩けるところは、自分の足で歩いてみる。
私は、もう少しそういう旅をしてみたい。
貴船に戻ったのですが……
山を越えて、
無事に貴船へ戻りました。
これで帰る?
いいえ。
まだです。
川沿いを、さらに奥へ。
すると、
まだお店があります。
川床もあります。
え? まだあるの?
朝も同じことを思った気がします。
貴船。
思っていたより奥が深い。

西門から貴船へ戻り、本宮のさらに先へ。
昼には行かなかった結社と奥宮を目指して、もう少し歩きます。
結社へ
貴船神社の結社へ。

貴船神社の結社へ。
山越えのあとも寄り道は続きます。
境内には、結びにまつわる石や社がありました。
この日持っていたのは、四国遍路でお接待としていただいた赤い巾着袋。
中には、お遍路のお寺で両替してもらった1円玉をたくさん入れています。
お寺を巡るとき、小さな道端の賽銭箱を見つけたら、できるだけお賽銭を入れるようにしています。
鞍馬山を越えてくる途中でも、この巾着袋から1円玉を取り出して入れてきました。
結社でも、いつものように巾着袋へ指を入れます。
一枚つまみ上げる。
ん?
感触が違う。
見ると、5円玉でした。
そういえば数か月前、お釣りでもらった5円玉を数枚、この巾着袋に足していたのでした。
すっかり忘れていました。
ほとんどが1円玉。
その中から、何気なく一枚つまみ上げたら5円玉。
しかも、ここは結社。
ご縁の神様の前で、5円。
もちろん偶然です。
でも、
なんという偶然。
せっかくなので、そのままお賽銭箱へ。
ブログにも、ご縁がありますように?
ふふふ。
それなら、奥宮でも
さらに歩いて、
奥宮へ。
結社で偶然5円玉を使ったので、
ここでは意識して、
もう一枚5円玉を。
参拝を終えました。
そして、
先ほど自動販売機で買った京都レモネードを取り出し。
座って休憩します。
冷たい。
おいしい。
足は――
そろそろ笑っています。

奥宮へ向かう途中、自販機で京都レモネードを購入。
奥宮でひと休みしながら飲みました。
山越えと貴船歩きを終え、最後はバスで貴船口駅へ戻ります。
貴船神社、本日2回目
ここまで来たので、
朝に参拝を断念した本宮へ、
もう一度行ってみます。
もしかすると、
今度は少し空いているかも。
……。
朝より多いやん。
はい。
2回目も断念しました。
貴船神社へ一日に二度来て、
二度とも断念。
こんな日もあります。
無理に全部参拝しなくてもいいでしょう。
また来ればいい。
帰りはバスに乗ります
さすがに帰りは歩きません。
バスを待ちます。
やって来たバスは――
満員。
これは無理。
一本見送ります。
次のバスを待つことにしました。
今度は列の先頭。
次のバスに乗り、
座ることができました。
後ろを見ると、
乗れなかった人もいます。
朝から何度も横を通り過ぎていったバス。
最後は、ありがたく座らせてもらいました。
ICOCAも使えました。
貴船口駅へ戻りました
バスで貴船口駅へ。
さて。
ここから出町柳へ帰ればいい。
普通なら。
でも今日は、
反対方向の電車に乗ります。
行き先は、
鞍馬。
さっきいたところです。
なぜ?
座りたい
理由は簡単です。
帰りの電車で座りたい。
貴船口駅から出町柳方面の電車に乗るのではなく、いったん反対方向へ一駅。
終点の鞍馬駅まで行きます。
鞍馬駅は終点であり、折り返しの出町柳方面へ向かう始発駅でもあります。
同じことを考える人がいるのでしょう。
到着した電車にそのまま乗って座席を確保することはできず、鞍馬駅では一度全員降ろされました。
私もいったん下車。
そして改めて、始発の電車に乗ります。
今日は1日乗車券「えぇきっぷ」があります。
一駅余分に往復して、
座って帰る。
山越えのあとです。
ここは効率より、
座席です。
朝の私は、
こんな動きをするとは思っていませんでした。
マイマップの線がおかしいのは、
間違いではありません。
本当にこう動きました。
そして、鞍馬で……
これで、
今回の「途中下車の旅」は終わりです。
あとは電車に乗って帰るだけ。
……なのですが。
夕方です。
お腹も空いてきました。
せっかく鞍馬まで戻ってきたので、
食事ができるところはないかな?
一軒目。
終了。
あら。
また、
食事難民の気配。
そして次に入ったお店で、
この日の最後に、
思いがけない料理に出会うことになります。
「薄味だけど、薄くない。」
今回の旅で、
ガチでおすすめしたい一食でした。
結果的に、この順番はよかったかも?
今回のルートは、最初からきれいに計画したものではありません。
昼前に貴船口駅へ着き、歩いて貴船へ。
昼食を食べて、貴船神社へ。
そのあと貴船口駅へ戻り、叡山電車で鞍馬へ向かいました。
鞍馬ではケーブルを利用して上がり、鞍馬寺を巡ってから、奥の院参道を通って再び貴船へ。
かなり行ったり来たりしています。
でも、実際に歩いてみると、
この順番、案外よかったのかもしれません。
鞍馬から貴船へ向かう山道は、ケーブルを利用した今回のルートなら、全体としては下りが中心でした。
反対に貴船側から入ると、入口が少し分かりにくく、最初からきつい上りが続きます。
そして夏の貴船神社。
私は昼ごろと夕方の二度、本宮へ行きましたが、この日は夕方のほうが混雑していました。
昼の時点では、待てば十分参拝できる状況でした。
ただ、このあと鞍馬へ行って、どれくらい時間がかかるのか先が読めませんでした。
そこで参拝は見送りました。
結果的には、
昼前に貴船 → 昼食 → 貴船神社 → 鞍馬 → ケーブル → 鞍馬寺 → 山道を下って再び貴船
という流れになりました。
山を下りたあとは、時間と体力に余裕があれば、結社や奥宮など貴船神社の奥へ。
余裕がなければ、ここはカットして貴船口駅へ戻ることもできます。
そして帰りは、貴船口駅から一駅戻って終点の鞍馬駅へ。
夕食に間に合えば鞍馬駅付近で食べて、始発の電車から座って帰る。
食事が難しそうなら、無理に探さず三条あたりまで戻ってから食べる。
……。
あれ?
行ったり来たりしていただけなのに、
意外と理にかなっていた?
ははは。
この日の歩数
25,121歩。
しかも今回は、
山道。
石段。
高低差あり。
帰るころには、
足が笑っていました。
それでも、
鞍馬山を歩いて越えられた。
今は、それがありがたい。
足に感謝です。
まだ、
無理を聞いてくれる。
でも、
無理を聞いてくれるうちに、
ちゃんと使っておこうと思います。
また歩けるところへ。
そして、
また途中下車します。
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