
宇治茶の老舗・福寿園。
お茶だけではなく、工房や展示からも、京都の時間がゆっくり伝わってくる。
訪問日:2026.2.18(水)
福寿園の喫茶へ入る。
季節限定の茶そばを注文した。
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▶︎🚉平等院鳳凰堂と、両親を思い出す旅
まず運ばれてきたのは、カリガネの水出し茶。
続いて、温かいほうじ茶。
外は寒い。
だから余計に、お茶の温度が体に染み込む。
父と来た時は夏だった。
冷やし抹茶ぜんざいを食べた記憶がある。
けれど、今日懐かしかったのは料理そのものではない。
テーブルに敷かれていた、大きな焼き物。
父はこれをとても気に入り、
近くの工房まで足を運んだ。
その景色だけが、不思議なほど鮮明に残っている。
茶そばには、
渋皮付きの栗、生姜、きのこが入っていた。
どれか一つが強く主張するわけではない。
けれど、個々の味はちゃんと感じる。
京都らしい。
汁は少し甘めだったので残した。
ただ、生しょうがの辛さを、やさしく包み込んでくれていた。

種類の違うお茶が、静かに出迎えてくれる。
季節の茶そばは、京都らしくやさしい味だった。
食べ物は、記憶を連れて戻ってくる。
父はよく言っていた。
「京都とフランスは似てる。肉とパンが好き。」
京都の人はいけずだ、とも言っていた。
子どもの頃、背が小さく、よくいじめられたらしい。
歩くことを嫌がるようになった晩年。
それでも食べることは好きだった。
だから二人で、よく旅をした。
恥ずかしい話だが、
そばを食べながら少し目頭が熱くなった。
食べ物は、記憶を連れて戻ってくる。
夕暮れの京都へ。
出町柳を歩き、
豆大福を買い、
少しずつ気持ちを整えていく。
👉🚉 途中下車の旅|出町柳と豆大福、歩きながら心を整える京都の夕暮れ|京都 回復編③(準備中)
🍵YUMEVOJA料理レーダー
福寿園 宇治茶工房 「季節の茶そば」 (1430円)
甘さ:★★☆☆☆
塩味:★★☆☆☆
出汁:★★★☆☆
油:☆☆☆☆☆
辛さ:★☆☆☆☆
香り:★★☆☆☆
ボリューム:ふつう
👉 冷えた体を、やさしく温めてくれた。
利用しやすさ:★★★★☆
【YUMEVOJA満足度】
★★★☆☆満足
※料理+空気+人を含めた個人的感想です
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福寿園 宇治茶工房
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