YUMEVOJAフランス語再挑戦 — 第1話「Bonjour」

動機

子どもの頃に夢中になった『ベルサイユのばら』。その世界観から、ずっとフランスにあこがれていました。
大人になって独学でフランス語を勉強しましたが、動詞の活用の多さ音の変化に挫折…。

でも、やっぱりフランス語への想いは消えません。
今度は **「アウトプット中心」**で再挑戦することにしました。

  • 音を何度も練習して、YouTubeにアップ。
  • つまらない勉強を「くすっと笑える小話」に変えて記憶。
  • 探してもなかったから、自分で作る。

自分が続けられる仕組みにすることで、学び直しも楽しくなると思ったのです。
しっかり調べて、声に出して、そして皆さんとシェアしていきます。

第1話「Bonjour」

フランス語を始めるなら、まずはこの言葉。

Bonjour(ボンジュール)=こんにちは

でも実は、朝から夕方まで幅広く使える便利な挨拶です。
日本語でいえば「おはよう」+「こんにちは」を合わせたような表現。

発音のポイント

  • Bon(ボン)
    • 「n」を強く発音せず、鼻に抜ける感じ。鼻母音と呼ばれます。
  • jour(ジュール)
    • j は「ジ」より柔らかく、英語の pleasure の「ジュ」に近い音。
    • 「r」は喉の奥を震わせるフランス語独特の音。

👉 ゆっくり「ボン…ジュール」と区切って練習すると感覚がつかめます。

文法のしくみ

ここでちょっと文法解説。

  • bon は「良い」という形容詞(男性形)。
  • jour は「日」という意味の男性名詞。

つまり、Bonjour = 良い日! という挨拶なのです。

jour は男性名詞だから bon(男性形)を使います。
女性名詞なら bonne になります。

👉 例えば、次回の「Bonne nuit――“」につながります。

YouTubeの台本

🎙【1】オープニング(ゆめ → 兵隊さん)

👧 ゆめ(ひとりごと風に)
「……“ボンジュール”って、誰? フランスの有名人?」

🧑‍✈️ 兵隊さん(渋く笑みを浮かべて)
「ご紹介しましょう。“Bonjour”、それは一日のはじまりに現れる魔法の言葉です。」

🎙【2】名前と勘違いするくだり

👧 ゆめ
「え!? 本当に誰かの名前じゃないの? “ボンさん”とか、“ジュールさん”とか…」

🧑‍✈️ 兵隊さん
「惜しいですね。“bon”は“良い”、“jour”は“日”。合わせて、“良い一日を”という意味なんです。」

🎙【3】感動&文法豆知識

👧 ゆめ
「えっ、それって『こんにちは』より、ずっと素敵じゃない?」

🧑‍✈️ 兵隊さん
「しかもこれは男性形。*jour(日)*は男性名詞なので、*bon(良い)*も男性形になるんですよ。」

🎙【4】“日”の性別にツッコミ

👧 ゆめ
「“日”って……男なの? 女っぽくない? 朝日とかキラキラしてるし。」

🧑‍✈️ 兵隊さん(芝居がかって)
「フランス語では、太陽は男、月は女。世界は恋人たちのように回っているんです。」

🎙【5】journal 登場・ジャーナルの話

🧑‍✈️ 兵隊さん(新聞を見せながら)
「ちなみに、この新聞。“journal”は“jour”から来た言葉で、“日々の記録”という意味なんですよ。」

👧 ゆめ(驚いて)
「えっ!?それ、雑誌名で見る “ジャーナル”?まさか、フランス語だったの?」

🧑‍✈️ 兵隊さん
「そう。“journal”=“日誌・新聞”。“jour”という“日”の積み重ねなのです。」

🎙【6】しめくくり

👧 ゆめ
「“Bonjour”から“Journal”までつながってるんだ……言葉って、面白いね。」

🧑‍✈️ 兵隊さん(優雅に)
「では、もう一度。Bonjour, mademoiselle.」

👧 ゆめ(背筋を伸ばして)
「Bonjour, monsieur。今日はちょっと、いい“jour”になりそう。」

まとめと次回予告

  • Bonjour は「良い日!」という気持ちを込めた便利な挨拶。
  • 男性名詞 jour に合わせて bon を使っている。
  • 発音は鼻母音とフランス語の r に注意。

👉 次回は、**Bonne nuit―(おやすみなさい)**を取り上げます。
ここで登場する bonne(女性形) の秘密を解説しますので、お楽しみに。

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