🚉途中下車の旅|奈良 前編|もう一度、大仏さまに会いに行く

訪問日:2026.9.3(木)~5(土) 
天気:初日は雨、一時強い雨

奈良に着いた。

雨。

そして――

あれ? 鹿がいない。

どこへ行った?

……いた。

鹿も雨宿りしていた。

人間も鹿も、雨の日に考えることは同じらしい。

奈良公園の鹿、東大寺大仏殿、大仏さま、柱くぐりと大仏キャラクターを組み合わせた奈良旅前編のハイライトコラージュ

今回の奈良は、いつもの旅とは少し違う。

仕事の出張で奈良に泊まることになったので、一日休みを足して、少し早く奈良へ向かった。

奈良は初めてではない。
東大寺にも、大仏さまにも会ったことがある。

それでも今回は、

一度見た大仏さまに、もう一度会いに行ってみようか。


今回の奈良を地図でたどる

今回の奈良は、出張に少し旅をくっつけた3日間。

東大寺から、ならまちの寄り道、食事をしたお店、泊まった宿まで。

歩いて、食べて、休んで、また歩く。

3日間で立ち寄った場所を、Googleマイマップにまとめました。

「ここ、ちょっと気になる」

そんな場所があれば、次の奈良旅の参考にどうぞ。

雨の奈良へ

近鉄奈良駅、奈良公園でくつろぐ鹿、雨の日の鹿、ホテル天平ならまちと瞑想・考える大仏さまのコラージュ

近鉄奈良駅に着いて、まず向かったのは今回泊まるホテル天平ならまち。

チェックインにはまだ早いけれど、先に荷物を預けておく。

これで予約の確認もできたし、あとは時間を気にせず歩ける。

何より、荷物がない。身軽。

預けた荷物は、チェックインしたときには部屋に運んでくれていた。

ありがたい。

さて、傘を差して奈良公園方面へ。

海外から来たらしい旅行者には、傘ではなくレインコート姿も多い。

そして、冒頭で雨宿りしていた鹿たち。

大きな木の下をのぞくと、あちらにも、こちらにも。

この日は小さな鹿の姿もよく見かけた。

鹿だけでなく、人も少なく感じる。

雨の日だからこその景色なのかもしれない。

とはいえ、雨はやっぱり歩きにくい。

地味に面倒なのが傘である。

建物に入るたびに畳んで、出るたびに開く。

今回は100円ショップで買った、濡れた折り畳み傘を入れるケースを持ってきた。

傘をケースに入れて、そのままリュックへ。

両手が空く。

これはなかなか便利だった。


無料の休憩場所を発見

東大寺へ向かう途中、奥村記念館に入ってみた。

奈良の伝統工芸品の展示、奥村記念館の入口と展示、大仏さまの「いいね!」イラストを組み合わせたコラージュ

(🌐公式ページ 奥村記念館)

入館は無料。

展示そのものは、私にはそれほど多く感じなかった。

でも、冷房が効いている。

座って休める。

水やお茶もある。

トイレもきれい。

雨の日の奈良公園を歩いている途中に、これはありがたい。

免震について体験できる展示もあったが、そこには人が並んでいたので今回は見送った。

観光地を歩いていると、つい「見る場所」ばかり探してしまう。

でも、こういうちょっと休める場所を知っているだけで、旅はずいぶん楽になる。

休憩したら、再び雨の中へ。

大仏さまに会いに行こう。


やっぱり、大きい

東大寺大仏殿へ。

雨の奈良公園の鹿、東大寺南大門、大仏殿、大仏さま、柱くぐりと大仏キャラクターを組み合わせたコラージュ

(🌐公式ページ 東大寺)

(🌐公式ページ 東大寺ー大仏殿 )

中へ入り、大仏さまを見上げる。

何度目でも、

やっぱり大きい。

当たり前の感想しか出てこない。


大仏さま、百面相?

正面から見る。
少し横へ移動する。
また見る。

あれ?
さっきと顔が違う。


真正面から見る。

私には、少しおどけているようにも見える。

少し斜めへ移動する。

今度は、微笑んでいるように見える。

さらに場所を変えると、少し怖いようにも感じた。

もちろん、大仏さまの表情が変わっているわけではない。

変わっているのは、見る角度。

そして、見ている私なのだろう。

以前ここへ来たとき、私はどんな顔に見えていたのだろう。

そんなことは、もう覚えていない。

でも今日の私には、こう見える。

大仏さまの表情を見ているつもりで、
実は今の自分を見ているのかもしれない。

一度見たから、もういい。

そう思っていた場所へ、もう一度来るのも悪くない。


前回できなかった、柱くぐり

大仏殿には、大きな柱に穴が開いている場所がある。

以前来たときには行列ができていた。

大人が苦労しながら通っているのを見て、

「これは……やめておこう。」

そう思った記憶がある。

ところが今回は、ふと見ると人がほとんどいない。

どうする?

今なら、失敗しても見る人は少ない。

しばらく迷っていると、若い男性がやってきた。

彼は動画を撮りたかったらしく、私に先に行くよう譲ってくれた。

では。

行きます。

体を横にして――。

あれ?

思ったより、スルッと通れた。

今度は出口側から、先ほどの男性が出てくるところを動画で撮ってあげる。

知らない人なのに、なぜか二人で柱くぐりを協力することになった。

旅では、ときどきこういうことが起こる。

ところが、その少し後。

気がつけば、柱の周りには再び人が集まっていた。

通り抜けた人には拍手まで起きている。

あと数分遅かったら、私はきっと挑戦していなかった。

これも旅のタイミング。

ところで――。

「これって、通りながら何かお願いするんでしたっけ?」

二人とも、よく分かっていなかった。

あとで調べてみると、東大寺の案内では、この穴は大仏さまの鼻の穴と同じ大きさとされ、くぐると「賢くなる」と信じられているそうだ。

願い事ではなかった。

それなら私は、

記憶力に多めの配分をお願いします。


東大寺ミュージアムへ

今回は、大仏殿と東大寺ミュージアムのセット券を購入した。

(🌐公式ページ 東大寺ーミュージアム)

ミュージアムに入ると、さまざまな仏像が並んでいる。

見ていて気になったのが、お顔だった。

優しい。

どこか女性的にも見える。

大仏殿でもお顔をずっと見ていたのに、ここでもまたお顔を見ている。

仏像は、造られた時代や場所によって姿も違う。

けれど、説明を読む前に、

「このお顔、好きだな」

と思うものもある。

残念ながら館内は撮影禁止。

ここで見た仏像を写真で紹介することはできないので、展示について詳しく知りたい方は東大寺の公式サイトをどうぞ。

ミュージアム周辺には、休憩できる場所やショップ、喫茶もある。

雨の日には、こうした場所を途中に挟みながら歩くのもいい。


一度行った場所へ、もう一度

奈良と聞けば、

鹿。

そして、大仏。

あまりにも有名なので、一度見たら、

「もう行った。」

になりやすい場所かもしれない。

私も今回、最初はそうだった。

大仏さまは以前見た。

さて、今度は何を見よう。

そんな気持ちで奈良へ来た。

でも、もう一度会ってみると、以前とは違った。

大仏さまが変わったわけではない。

奈良が変わったわけでもない。

こちらが変わったのかもしれない。

一度訪れた場所へ、もう一度行く。

同じものを、今の自分でもう一度見る。

そんな旅も、なかなか面白い。

そして――。

大仏さまには会った。

鹿にも会った。

では、

大仏と鹿の、その先の奈良には何があるのだろう。

今回の旅で面白くなってきたのは、むしろここからだった。

→【途中下車の旅|奈良後編へ】(準備中)


同じ日に食べたもの

お昼は、以前から気になっていたお店へ。

茶粥と、20種類以上のお漬物。
しかも、バイキング形式。

こうなると――

フードファイター登場。

少しずつ、できるだけいろいろ食べてみる。

さて、一番気に入ったのは?

……実は、お漬物ではありませんでした。

→【🍵美と味|奈良|20種類以上のお漬物バイキング。フードファイター召喚】


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