
私が子どもの頃、ワクチンってこんなに種類があったかな?
同じ日に何種類も接種するなんて、記憶にありません。
今は、特に子どものワクチンがたくさん。
手足にそれぞれ違うワクチンを接種することもあると聞き、驚きました。
ワクチンが増えた
医療の進歩によって、ワクチンで予防できる感染症が増えました。
子どもだけでなく、大人になってから接種を考えるワクチンもあります。
感染や発症を防ぐもの。
重症化を防ぐもの。
ワクチンによって、期待できる効果は違います。
予防できる病気が増えた。
それは、ありがたい進歩です。
子どものワクチン、予定を組むのも大変
乳幼児期には、短い期間に多くの予防接種が予定されています。
でも、子どもは予定どおりに元気でいてくれるとは限りません。
熱が出れば延期。
仕事をしている保護者なら、休みの調整も必要です。
一つずつ接種していては、予定どおりに進めるのが難しいこともあります。
そこで行われているのが、複数のワクチンを同じ日に接種する「同時接種」です。
同時接種は、必要な時期に免疫をつけ、感染症から子どもを守るための方法でもあります。
接種するリスク、しないリスク
ワクチンは、病気になる前の健康な人に接種する医薬品です。
接種した部分の腫れや発熱などの副反応が起こることがあります。
まれですが、重い健康被害が起こる可能性もあります。
一方、接種しなければ、予防できたかもしれない感染症にかかるリスクがあります。
日本小児科学会は、同時接種の安全性と有効性を踏まえて、同時接種を推奨しています。
ただし、医療が進歩しても、リスクがゼロになるわけではありません。
予防接種による健康被害には、救済制度もあります。
でも、健康を損なったときの問題は、お金だけでは解決できません。
海外ではどうなの?
ワクチンの接種制度は、国によって違います。
🇯🇵 日本
定期接種と任意接種があり、定期接種にも種類によって異なる位置づけがあります。
🇺🇸 アメリカ
年齢や健康状態に応じた接種スケジュールがあります。
一部のワクチンでは、医療者と本人が相談して接種を決める仕組みもあります。
🇫🇷 フランス
子どもの一部のワクチンは、法律で接種が義務づけられています。
同じ感染症を予防するワクチンでも、国によって制度や考え方はさまざまです。
誰のために接種する?
自分が感染症にかからないため。
重症化を防ぐため。
そして、ワクチンによっては、周囲の人への感染を減らすため。
接種する目的は、一つではありません。
年齢や健康状態、生活環境によっても、利益とリスクのバランスは変わります。
ワクチンが増えたことは、予防できる病気が増えたこと。
でも、接種することにも、しないことにも、考えるべきリスクがあります。
誰のために、何を防ぐために接種するのか。
私自身、簡単に答えが出る問題ではありません。
選択肢が増えた今、改めて考えてみたいと思います。
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