訪問日:2025.5.3(憲法記念日)
🛫 家族の時間が流れる、伊丹スカイパーク
街のすぐそばに滑走路がある伊丹空港。
その西側に広がる「伊丹スカイパーク」は、子どもから大人まで楽しめる展望スポットです。

整備された広い公園、駐車場、遊具、屋台。
とくに休日は、家族連れが芝生でくつろぎながら飛行機を眺める、やわらかい空気に包まれています。
さらに驚くのは、滑走路に沿って約1kmも続く細長い公園というスケール。
歩けば歩くほど、飛行機の位置や高さが変わり、まるで一緒に旅をしているかのような錯覚を覚えます。
南側へ進むほど、着陸機が真正面から迫ってきます。
機体が頭上をかすめる瞬間に合わせ、夢中でカメラを構えていると——
「すみません、そこは入らないでください」
係員さんの静かな声。
車両通路に少しはみ出していたようで、
慌てて下がりながら、思わず笑ってしまいました。
旅人は、ときどき“夢中のあまり迷子になる”。
☕ 自販機カフェ「軽食24」に出会う
スカイパークを出て空港施設に沿って歩いていると、
途中で見つけたのが、無人の自販機カフェ「軽食24」。
並ぶ自販機,WiFi,そして驚いたことに男女別のトイレ付き。
「本当に無人なのに…?」と、ちょっとした安心感に笑ってしまう。

通り過ぎるつもりが、結局しばらく休憩。
こういう予定外の出会いがあるのも、歩く旅の魅力です。
✈️ 迫力スポットへ:着陸すれすれの風景
再び歩き始め、定番の迷子になり30分ほどさまよってようやく到着。
ここでは、着陸寸前の飛行機が頭上をかすめるように通過していきます。
車で来たことはあったけど、何度来ても圧巻の迫力。
エンジン音が地響きのように押し寄せ、
光る機体が視界いっぱいに現れては一瞬で通り過ぎる。
この瞬間は、写真よりも動画よりも、
風と距離の近さで感じる “体感の景色” でした。

ここでは、夜のライトアップが始まる瞬間がとてもロマンチック。
滑走路の灯りが一斉に点いたその瞬間、薄暗い夕暮れの滑走路に、
2本の誘導灯の道がすっと伸びるのが見えます。
周囲から 小さな「わあ…」 が静かに広がります。
前回訪れたときは、ちょうど夜7時にライトアップ。
その景色を思い出しながら、ふと腕時計を見ると、まだ少し時間がある。
「せっかくだから何か食べよう」と思い立ち、
再び空港周辺の道を夕食を求めてさまよう旅に出ることにしました。
🍢 時間調整の寄り道「やまどり」
さまよい歩くが、町工場が続き飲食店がない。
やっと、炭火焼鳥のお店を発見。
誘われるように入ったのが、
炭火焼鳥「やまどり」。
店内には常連さんの笑い声と炭の匂いが混じり、
観光地の食事とは少し違う “日常の温度” が広がっています。

ここでは味の細かな感想は控えて、
旅の時間を整えてくれた一皿として記しておきます。
(味の詳細は別記事《美と味》で)
関連記事はこちら 👇
🍵 美と味(兵庫県) 伊丹編②/②- 名物 地鶏炙り焼きと、ふわふわ山芋グラタン
🌉 ライトアップの一瞬を追いかけて
食事を終え、急いで戻ったものの、
すでにライトアップされていました。
その一瞬を逃した悔しさが、夜風に紛れて胸に残ります。

逃したからこそ、また見たくなる。
旅の楽しみには、次につづく余白が残る。
空港ターミナルに向かって夜風を感じながら歩いた。
昼間の熱気とは違う静けさがある。
ターミナルからはモノレールと電車を乗り継ぎながら帰りました。
歩き疲れた足に旅の充実感がじんわり残っていくのを感じた。
今日もよく歩いた。偶然に導かれた一日だった。
伊丹関連記事はこちらをクリック👇
🚉 途中下車の旅(兵庫県)伊丹編①/②-美と日本酒文化に触れる旅
🍵美と味 (兵庫県) 伊丹編①/②-白雪ブルワリーレストラン 長寿蔵 — 🥑アボカド丼と粕汁の昼下がり
✈️ 飛ぶ空港も、見る空港も。
旅のはじまりに寄り添う「神戸空港」の記事はこちらをクリック👇
🇯🇵YUMEVOJA 文化体験|神戸空港、ついに国際線開港!関西観光の新しい入口
伊丹で歩いたルートをまとめたマップです。
訪れた順に番号を付けています。
ピンをクリックすると、各スポットの詳細が表示されます。
大阪国際空港は大阪ではなく兵庫県にあります。
名前に“国際空港”と付いていますが、現在は国内線のみが運航されています。

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🧿 フランスへの扉— 空港は“眺める場所”?それとも“楽しむ場所”?
① 日本の“空港公園”文化は、フランスから見るととても珍しい
日本の伊丹スカイパークのように、
滑走路のすぐ横に大きな公園がある というスタイルは、
フランスではほとんど見られません。
日本では、空港が「家族で遊べる場所」として親しまれ、
外で風を感じながら飛行機を眺める“レジャー文化”が根づいています。
② フランスでは“屋外よりも屋内”で飛行機を楽しむ文化
パリ(CDG・オルリー)では、
滑走路に近づける屋外公園は整備されておらず、
飛行機を見る場所といえば、
- 空港内の展望デッキ
- カフェの大きな窓
- 航空博物館(Air & Space Museum)
など “室内から静かに眺めるスタイル” が主流です。
日本のように、子どもが走り回りながら飛行機の真横で遊ぶ文化は新鮮に映ります。
③ 理由は“安全基準”と“生活文化の違い”
フランスでは、空港周辺は安全対策と規制が強く、
一般人が滑走路の近くまで立ち入ることはできません。
一方で日本は、騒音対策で生まれた 緩衝地帯(グリーンベルト) を
公園として活用する発想が生まれ、
それが現在のスカイパーク文化につながっています。
④ 空と街の“距離感”が文化をつくる
フランスでは
「空港=旅の出発点・到着点」
日本では
「空港=外で楽しめる場所」
という感覚の違いがあります。
✈ フランス語も一緒に楽しみませんか?
文法や発音は、YouTubeチャンネル YUMEVOJA フランス語への扉 で解説しています。
さらに詳しい学習記録や再挑戦ストーリーは、このブログのカテゴリー 「フランス語 再挑戦」 へどうぞ。

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🧿 アラビアへの扉— “豪華な空港”と“外で楽しむ空港”の違い
① アラビアでは“屋外で飛行機を眺める文化”はほとんどない
日本の伊丹スカイパークのように、
滑走路のすぐ横に公園がある というスタイルは、
中東ではほぼ見られません。
航空大国であっても、空港周辺は厳しい管理区域で、
一般の人が屋外でゆっくり飛行機を見る場所は少ないのです。
② 代わりに“豪華な空港の室内で楽しむ文化”が発達
アラビアの空港といえば、
- 広大なラウンジ
- 眺めの良いガラス張りのカフェ
- 高級モールのようなターミナル
- プライベート感のある待合スペース
などが特徴。
外の風や音を感じるより、
ラグジュアリーな空間で快適に過ごす ことが重視されます。
③ 安全基準が厳しく、滑走路に近づくことが難しい
中東の空港は世界トップレベルの警備体制。
そのため、
「一般向けの屋外鑑賞エリア」
を作ること自体が難しいという背景があります。
日本のように、芝生の上で子どもが遊びながら飛行機を見る――
という環境は、アラビアではあまり想像できません。
④ 日本のスカイパークは“開放と安全”が調和した特別な場所
アラビアでは空港は“建物の中で楽しむ場所”。
日本では、空港の周りが“外で遊べる場所”。
同じ飛行機でも、距離感や楽しみ方が大きく違います。
“わからない”を、楽しいに変える。
それが「アラビアへの扉」
