訪問日:2025.4.29
「高槻のB級グルメ」として名前を聞いていた「うどん餃子」。
一度は食べてみたいと思い、今回の旅のブランチに選びました。
しかし、この出会いは一筋縄ではいきませんでした…。
シャッター閉店の衝撃
最初に訪れた時は、カフェ・ド・マリンナはシャッターが閉まっていて「もう閉店したのか?」と不安に…。
あきらめかけていた瞬間でした。

まさかの閉店?食べられないかも…
再訪で出会った看板
公園や資料館を散策したあと、再び通りかかると――シャッターが開いている!
ようやく「うどん餃子」の看板に出会えました。

やっと見つけた!高槻B級グルメ
店内と注文のひと幕
店内は、まるで昭和のバーのような雰囲気。
カウンターには年配の男女がいて、女性が「マスター」と呼ぶ場面も印象的。
注文を告げると、少し驚いた表情で「マスター、できる?」と確認していたのもユニークでした。

昭和の空気を残す店内。B級グルメはここで生きていた
実食!意外な主役
定食は700円とは思えない内容。
素朴な「うどん餃子」は普通に美味しい。
でも、それ以上に添えられた野菜が驚くほど美味しく、むしろ主役のようでした。

主役を超える存在感!添え野菜のおいしさに感動
🍳 うどん餃子とは?
- 発祥地:大阪府高槻市
- 由来:お母さんが、残り物のうどんと餃子の具を混ぜて焼いたのが始まり。
- 形状:丸く平たい形で、皮がない。まるで餃子味のハンバーグ。
- 食べ方:お好み焼きソースやポン酢でいただくことが多い。
- 食感:うどんのもっちり感と、豚肉のジューシーさが同居。
まとめ
偶然、再訪で出会えた「うどん餃子」。
味だけでなく、店の雰囲気や一連の流れが、旅の思い出をより豊かにしてくれました。
👉 続きは…あわせて読むと、街歩きと一緒に味わえます。
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🧿 フランスへの扉
日本のように「B級グルメ」という言葉はありませんが、
フランスでは「Cuisine populaire(庶民の料理)」や
「Cuisine de grand-mère(おばあちゃんの料理)」と呼ばれます。
つまり、“安くて、気取らず、愛情がこもった料理”。
日本のB級グルメ=フランスの庶民の味といえます。
🇫🇷 フランスの庶民の味
🥔 グラタン・ドフィノワ(Gratin Dauphinois)
ジャガイモとチーズを重ねて焼いた家庭料理。
南仏・ドフィネ地方の“あり合わせ”から生まれた温もりの味。
🧅 オニオングラタンスープ(Soupe à l’oignon)
市場の労働者が体を温めるために作ったスープ。
玉ねぎとパン、チーズだけの素朴な一皿。
🐮 ブッフ・ブルギニョン(Boeuf Bourguignon)
安い肉を柔らかくするために考案された煮込み料理。
今では高級フレンチにも昇格した“出世したB級料理”。
🥖 クロック・ムッシュ(Croque-monsieur)
カフェの定番ホットサンド。
学生や旅人に愛された“焼きサンド文化”。
🥞 ガレット(Galette)
そば粉のクレープ。
農家の主食から、世界に広がった“おしゃれな庶民食”。
💬 まとめ
フランスの庶民の味は、“見た目は上品、中身は等身大”。
貧しさを工夫で包み、日常を少し美しく見せる。
それが、フランス流B級グルメの哲学。
✈ フランス語も一緒に楽しみませんか?
文法や発音は、YouTubeチャンネル YUMEVOJA フランス語への扉 で解説しています。
さらに詳しい学習記録や再挑戦ストーリーは、このブログのカテゴリー 「フランス語 再挑戦」 へどうぞ。

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🧿 アラビアへの扉
家族をつなぐ庶民の味
アラブの国々にも、家庭の知恵から生まれた
“庶民のごちそう”があります。
それは、特別な日に食べる豪華料理ではなく、
日常を分かち合うための温かい一皿。
🥟 サンブーサ(Sambūsa)
ラマダンの夕暮れに欠かせない三角形の揚げ包み。
ひき肉や豆を詰め、家族みんなで作る。
→ 「食べること」が祈りであり、感謝のしるし。
🍚 マクルーバ(Maqluba)
「ひっくり返す」という意味の炊き込みご飯。
肉・野菜・米を層にして煮込み、鍋ごと逆さにして盛りつける。
→ 家族の団欒を象徴するアラブ版“おもてなしご飯”。
🌿 フール・メダメス(Ful Medames)
そら豆の煮込みにオリーブオイルをかけた庶民の朝食。
エジプトでは屋台の定番。
→ 一杯の豆で、誰もが一日を始められる。
💬 まとめ
アラブのB級グルメは、信仰と家族を包む日常食。
高価ではないけれど、分け合うことで豊かになる。
“神の恵みは、みんなで味わうもの”という思想が根底にあります。
“わからない”を、楽しいに変える。
それが「アラビアへの扉」
